FP3級を一ヶ月で合格!あなたに必要な勉強時間を教えます

FP3級一発合格の勉強時間

※本ページにはプロモーションが含まれている場合があります。

突然ですがみなさん、FP3級の試験に合格するのに、一ヶ月に一体どれくらい勉強時間が必要だと思いますか?

身も蓋もない結論から言ってしまうと、「それはあなた次第です!」となっちゃいます。

なぜなら、勉強の所要時間は2つの要素に影響を受けるからです。

その2つの要素とは、

  • 知識量(FPやお金についての知識)
  • そもそも勉強が得意か

すでにFP3級の出題範囲について知識がある人と知識ゼロの人。

たとえば、普段から仕事で金融分野に従事している人と、お金について1から学ぼうという人では、当然、同じ1ヶ月でも勉強の所要時間がまったく異なることは想像できるでしょう。

また、学生の頃、クラスに数名いたじゃないですか?

授業を受けただけで期末テストで高得点が取れてしまう秀才が。

僕は全く逆のタイプなので、自宅で復習や徹夜をしても全然高得点がテストで取れなかった苦い思い出が。。

そんな二人が、同じ1ヶ月でも勉強の所要時間が同じで済むわけないですよね。

今回のFP3級の試験は、仕事とは違います

残念ながらfp3級は誰でも受かる試験ではなく、勉強ができる人が有利な分野なのです。

それでもFP3級の試験まであと一ヶ月しか猶予がないという人へ、どれくらい勉強時間を確保すれば良いのか、その目安を解説していきます。

FP3級試験へ向けて現在のレベルを過去問で確認する

これ、意外とどこにも言われてないのですが、始めにFP3級の過去問を一度試すのをおすすめします。

分かります。散々な結果に打ちひしがれたくない。できるだけ完璧な状態で試したい。

それでも過去問を始めにあえて取り組んでみてください。

なぜなら、いきなり過去問を解くことで、「あとどれくらい勉強しなくてはいけないのか」が客観的に数字で分かるからです。

本番の試験時間と同じく、学科120分+実技60分の合計180分以内で解いてみましょう。

【ファイナンシャル・プランナー3級出題形式・合格基準】

試験種類学科実技
出題形式筆記(マークシート形式)
問題数60問20問
試験時間120分60分
合格基準36点以上(60点満点)60点以上(100点満点)

何回分も問題を解く必要はありません。FP3級試験の過去問題を1回分実施すれば充分です。

過去問で正答率60%以上だった場合

目安:1日1時間未満

初めて過去問を解いてみて、正答率60%以上だった人はFP3級の過去問題集を中心に勉強していけば万全でしょう。

1日に1時間だけでも合格にたどり着けると思います。

特に過去問で間違えてた部分を重点的に、テキストでも確認していけば本番でさらなる得点の上積みが期待できます。

正直、羨ましいです。

過去問で正答率30%~50%台だった場合

目安:1日に最低2時間以上

FP3級の合格基準の60%には届かかなったけど、それほど悲観するレベルではありません。

一通り参考書を読んで、過去問題集を時間の許す限りこなしていく。

1日に最低2時間以上費やしていけば、合格もそれほど無理な話ではないです。

羨ましいです。

過去問で正答率20%以下だった場合

目安:1日にできるだけたくさん

FP3級の試験まで一ヶ月しか猶予がないという状況下では、正直かなり厳しいレベルです。

僕はこのレベルでした。

まったく普段の仕事が金融分野から遠く、お金についても無知だったので、過去問を解いたときにかなり現実を突きつけられたのを覚えています。

でもそれが却って良かったんです。

「そうや、僕は勉強が苦手やった。秀才ちゃう。」と変な自信を跡形もなく粉砕してくれ、覚悟を決めることができたのです。

普通の人の倍をやって、一人前。

平日は残業を極力少なくし、週末は許す限りの勉強時間に充てました。

おかげで、無事1発でFP3級試験に合格。

試験後に自宅で自己採点をするまでもなく、合格したという手応えまでありました。

まとめ

結局、自分と他人では勉強が得意か、試験における賢さは違います。

FP3級に合格した体験者の口コミなど確認し、「たった数十時間でもいけますよ!」とか書いてあるので、真に受ける素直な人もいるでしょう。

そんなことはないんですよ。

【学科試験・実技試験同時受検者の2020年1月FP3級試験結果】

受検者数22,999
合格者数17,643
合格率76.71%

事実、5千人ほどが不合格です。

思ったよりも不合格者が多いことに驚いたでしょう。僕のような普通の人の倍をやらないといけないタイプなら、口コミを信用してはダメです。

冷静に過去問であなたの現在地を確認し、コツコツと勉強して合格を勝ち取ろうじゃないですか。