少額でも資産運用した方が良いからと始めようとしているつみたてNISA。
毎月5000円でも正直キツイけど、それでもこの運用は意味あるの?と疑心暗鬼に駆られている、そんなあなたへの少額融資のつみたてNISAについて解説。
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つみたてNISAの利益はどれくらいになる?
つみたてNISAは、複数年にわたって定期的に投資を行うことで、税制優遇を受けることができる制度。
投資する金額は、月額5000円から設定できるけど、この金額で投資を行うことによって得られる利益は、疑問に思っている通り、非常に少なくなる可能性はあります。
つみたてNISAにおいて、投資先の選択やリスク許容度によっても運用成績はもちろん異なります。
仮に月額5000円の投資金では、投資先の手数料や口座維持費用などの費用が大きな影響を与えてしまう可能性はぬぐえません。
また、単純な利息計算で考えて、年利5%と仮定しても、5年後には31万円程度しか貯まらず、その間に得られる利益は数千円程度と非常に少ない結果に。
しかし、つみたてNISAはそもそも長期的な視野で投資を行うことを前提としているため、将来的には複利の効果によって、少ない投資額でも十分な利益を得ることが目的。
さらに、投資先をうまく選ぶことで、運用成績を改善することもできます。
総合的に考えると、投資額が少ない場合でも、積立NISAを利用することで将来の資産形成につながる貯蓄方法として選択肢の一つになります。
そのためには、投資先や運用方法について、事前に十分な情報収集を行い、リスクを理解した上で行うことが大切になってきます。
つみたてNISAで20年後にいくらになるかシミュレーション
つみたてNISAで毎月5000円を年率3%で20年間運用した場合のシミュレーションは以下になります。
・年率3%の利回り(複利)
・手数料や税金などの費用は考慮しない
・積立開始から20年後に一括で解約
師匠まるせろ
この計算には複利計算式を使用すると、以下の式で計算できる。
FV = P * (((1 + r) ^ n) – 1) / r
FV:将来価値(20年後に得られる金額)
P:毎月の積立額(5000円)
r:利率(年率3%÷12ヶ月=月利率0.25%)
n:積立期間(20年間×12ヶ月=240回積立)
AFPワタル
まとめ
もちろん今回のシミュレーション結果は、手数料や税金を含めないため、実際の運用成績とは異なる可能性があります。
また、投資先やリスク許容度によっても運用成績は異なるので、投資する前には十分な情報収集を行い、リスクを理解した上で投資を行うことが改めてだけど、重要になります。